紅崎玲央の学習記録 - 趣味の数学ノート別冊

趣味で数学に取り組む学習記録です。

🗒p.032 - 統計検定2級の直前まとめと受験結果!

2024/03/03、日曜日。

数学検定1級の学習と、統計学の学習に取り組んでいます。

Reviews

昨日、統計検定2級を受けてきました。

www.toukei-kentei.jp

結果は...なんと、見事合格!

ただし、合格点が60点のところ、僕の点数は61点という奇跡的な結果でした。笑

統計学自体は12月から授業を受けて学んできて基礎的な素地は作れていたものの、検定を受けると決めてしっかり対策に取り組んだのが2週間くらい。正直、準備不足のため運ゲーを乗り越えた感じは否めません。

しかし一方で、しっかり取るところ・捨てるところを取捨選択して学習ができたので、そういうところは結果に結びついた一因なのかなとも思います。

ところで、CBT試験はすぐに点数と合否結果が出るのですね。合格発表が出るまでのドキドキ感は味わえませんが、すぐに気持ちを切り替えて次の勉強に移れるので、これはこれで良いなと思いました。

さて、今日の振り返りでは、検定の直前対策としてまとめたことを整理しておきます。

▼参考

toketarou.com

数検2級の直前対策:標本抽出法について

僕がやった過去問範囲では、標本抽出法についての問題がだいたい1問は出てきていました。覚えてしまえばよい分野なので、確実に抑えておきたいです。

「単純無作為抽出」はわかりやすいですね。また、「系統抽出法」は通し番号をつけたのちに等間隔で抽出する方法なので、これも難しくないと思います。

まぎらわしいのが「層化抽出法」「集落抽出法」「二段抽出法」の3つですね。これらの違いを抑えて、間違えないようにしたいところ。

数検2級の直前対策:期待値と分散・共分散

期待値や分散、共分散の公式を使った計算は自在にできるようにしておきたいものです。

いざ問題を解くときに、案外「公式どうだっけ…」と忘れがち。定義と合わせて公式を抑えておきましょう。

分散と共分散の定義や公式は、並べて式の形を見比べると構造が捉えやすいですね。

数検2級の直前対策:推定と検定

推定・検定分野の問題は統計検定2級では頻出とのことで、基本に絞ってひたすら練習しました。

この分野は、まず基本的な推定・検定のやり方流れを抑えておくことが何よりも大切に思いました。問題文からどんな状況・どんなパラメータが与えられているか、そして何を問われているのかを読み取って、図や言葉で整理できることが大前提として必要です。

その上で点数を取るためには、いろんなパターンの推定・検定の問題に触れて、「問題で題材となっている推定・検定で使う統計量はどんな式か」「その統計量が従う分布は何か」を正確に覚えて臨む必要があります。

僕はこのあたり、基本的な流れは掴めたと思うのですが、パターンを全て抑えることまではできませんでした。引き続き勉強していきたい分野です。

Plans

今回の検定試験を受けたことで、自分の理解のあいまいさを痛感したのと同時に、問題を解くのが理解を深めるために良いということを再確認しました。受験して良かったなと思います。

次回は統計検定2級の学習方法の反省をしつつ、今後の数学・統計学の学習プランを整理してみたいと思います。


別ブログ(note)では「社会人の数学の学び方」をテーマにあれこれ書いていますので、良ければそちらもご覧いただけると嬉しいです。

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