2024/02/18、日曜日。
数学検定1級の学習と、統計学の学習に取り組んでいます。
Reviews
3/2に、統計検定2級を受けることにしました。
実は受けるべきかどうか、ここ数週間悩んでいたのですが、思い切って申し込んじゃいました。悩んでいた理由は、試験のための勉強をして果たして意味があるのかなあ…なんて、漠然と考えていたためです。
数学の学び方には、大きく「理解中心の学習」と「試験問題を解くための学習」がありますよね。なんとなく僕の中でイメージとして、前者は「大学や社会人の数学の学び方」で、後者は「受験生や資格取得のための数学の学び方」というイメージを持っていました。そして、前者の学び方が出来るほうがいいなーとも思っています。
ただもちろん、この二つの学習方法はきっぱり分けて考えることができません。試験問題を題材として解いていく課程で理解が深まるし、逆に理解してレポートを書いたり自分で説明できるようになることが、試験問題を解く際の土台になります。結局、どっちの学習方法が良いかという二択ではなく、何を目的にしてどう勉強に向き合うかだなあと。
先日、試しに数学検定2級の問題集を買って解いてみたところ、これがなかなか面白い。これまでぼんやりとしか理解できなかったことは問題を前にすると解けないんです。
当たり前のことですが、問題を解く前は「授業を聞いたりごく簡単な例題を解いて概要や手順を知っただけで、わかった気になっていた」だけなんですね。なので、試験問題のように違う角度から聞かれるとお手上げになってしまう。そこに気づけたおかげで、どの領域の考え方が自分に身についていないのか、どこを中心に学び直すと効果的なのか、といったポイントが少しクリアになりました。
やはり検定試験というのはよくできた仕組みで、学習の理解度を図るために便利だなあと実感しました。
それと同時に僕の中で、数学を学ぶ姿勢がまだまだ身についていないことにも気付きましたね。そこは反省しつつ、広い視野で数学の学び方を身につけていきたいなあと思います。
Plans
来週には、今受けている統計の授業も最終日を迎えます。今月中に要点を抑えて、統計学の基礎的な学習には一区切りつけられたら良いなと思っています。
- 赤本の読み直し
- 統計検定2級に向けた問題練習
とくに今週は「推定」の問題に集中して取り組んでいきたいですね。その過程で、確率分布や標本分布の考え方について、解像度を上げていけると良いなと思います。
別ブログ(note)では「社会人の数学の学び方」をテーマにあれこれ書いていますので、良ければそちらもご覧いただけると嬉しいです。